英語の発音がよくなる10のコツ

fan・fun、bath・busなどの発音とリスニング

「fan」と「fun」の英語発音

英語の発音記号で表すと、fan(fæn)、fun(fʌn)となります。聴 き分けは以外と簡単ですが、発音が結構くせものです。この紛らわしい英語の単語パターンは結構多く、 bath/bus、cat/cut、bag/bug、ran(Runの過去形)/runなどがあります。

まずは音を聴き比べてみましょう。をクリックすると発音が聴けます(Chrome、IE、Safariに対応)。

æ ʌ
fan fun
bath bus
cat cut
bag bug
ran run

それでは、以下に発音のコツを説明します。

fan、bath の発音

"æ"は日本語には存在しない英語の音なので、発音に苦労している人も多いのではないでしょうか。しかし、次のようにするといとも簡単に"æ" を発音できます。

  1. 日本語で普通に“エ”を発音し、この際いつもよりほんの少し口を横に広げ気味にする。
  2. ちょっと広げ気味の”エ”の口の広さを保ったまま、”ア”と言ってみる。
  3. これが"æ"の音です。

簡単ですよね。"æ"はきちっと発音しないと通じないことが多いの で、ちゃんとマスターする必要があります。

fun、bus の発音方法

普通に日本人がファン、と発音するとこれに近い音になります。”ʌ”を発音するには、日本語で“ア”を発音するのと同じ口の横幅を保ったまま、 “ア”より 大きく上下に開きます。このさい、舌の位置は、前下場にくっつかないようにしてください(舌が歯につくとFan(fæn)に近い音になってしまいます)。

日本語の“ア”に似てはいるのですが、英語ネイティブ並みに正確に発音しようとすると Fan(fæn)より難しいと思います。なので、マスター出来なくてもあまり気にせず、とりあえず日本 語の“ア”で発音しておいてもよいかと思います。

fan、bath、catの英語発音は、口を横に広げることがポイントです。日本語ではこうした口の使い方をしないのでちょっと違和感と恥ずか しさもあると思いますが、照れずにやってみることが自然な英語の発音を身につけるコツです。英語ネイティブの口の動きをまねて、思いきりよく、多 少おおげさに思うくらいに口を動かしください!

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